「終活について、誰に相談すればいいんだろう」
会社の同世代に「終活、どうしてる?」と聞いてみたい気持ちはあるけれど、なんとなく切り出せない。ひとりで抱えたまま、夜にスマホで調べる日が続いている。そんな方は、決して少なくありません。
終活の話には、葬儀、相続、医療、介護、お金、住まい、家族関係など、いろいろなテーマが絡みます。「誰に何を相談すればいいか」が見えにくいのは、当然のことです。
このページでは、終活のテーマ別に 6つの相談先 をご紹介します。「ひとりで抱え込まない」ことが、終活を続けていくいちばんの味方になります。
まずは「無料の窓口」を活用するのがおすすめ
終活の相談は、いきなり有料の専門家に駆け込まなくても大丈夫です。
自治体、社会福祉協議会、終活カウンセラー、士業の初回無料相談、地域包括支援センターなど、無料で話を聞ける窓口は意外と多くあります。まずは無料の窓口で全体像を整理してから、必要に応じて専門家に進むのが、無理のない流れです。
テーマ別・6つの相談先
① 終活全般を聞きたい:終活カウンセラー・終活ガイド・自治体窓口
「何から始めればいいか分からない」「全体像をまず知りたい」という段階の方に、いちばんおすすめの相談先です。
終活カウンセラー、終活ガイドといった民間資格を持つ相談員のほか、自治体の終活窓口、社会福祉協議会、地域包括支援センターなど、無料で話を聞ける窓口が各地にあります。
② 相続や遺言を聞きたい:司法書士・行政書士・弁護士
遺言書の作成、相続手続き、不動産登記、生前贈与といった「法律のテーマ」は、法務系の専門家が頼りになります。
司法書士・行政書士は遺言や相続手続きの実務、弁護士は家族間でもめごとが起きそうな場合の調整、と棲み分けるのが基本です。多くの事務所が初回無料相談に応じています。
③ 税金やお金を聞きたい:税理士・ファイナンシャルプランナー
相続税、贈与税、確定申告、老後資金の計画。お金まわりのテーマは、税理士やファイナンシャルプランナーの出番です。
「自分の資産で、何ができて、何ができないのか」を整理してくれます。
④ 葬儀やお墓を聞きたい:葬儀社・寺院・霊園・互助会
家族葬、一日葬、直葬、樹木葬、海洋散骨、永代供養。葬儀やお墓の選択肢を相談する窓口です。
複数の事業者から見積もりを取って、内容と費用を比較するのがおすすめです。生前契約も増えています。
⑤ 医療・介護・身元保証を聞きたい:地域包括支援センター・市区町村窓口
かかりつけ医、介護保険、施設入居、身元保証、任意後見、死後事務委任。
お住まいの自治体の地域包括支援センターや、社会福祉協議会の窓口で、無料で話を聞けます。とくにおひとりさまには、いちばん身近で頼れる窓口です。
⑥ 物の整理・住まいを聞きたい:遺品整理士・整理業者・自治体支援
生前整理、遺品整理、空き家の管理、住み替え。物や住まいのテーマを扱う窓口です。
遺品整理士のいる整理業者、家事代行サービス、自治体の片付け支援など、頼れる窓口は意外と多くあります。
相談に行く前にやっておきたい3つの準備
① 自分の現状をひと言にしておく
「何が気になっているのか」「いま困っていることは何か」を、ひと言で言えるようにしておくと、相談がスムーズに進みます。
② 「やりたいことリスト」を書いてみる
「これからどう過ごしたいか」を言語化しておくと、相談相手も話を進めやすくなります。
「もし人生があと1年だったら何をしたい?」という問いを、相談前に自分に投げかけてみてください。
③ 持っている資料を整理しておく
保険証券、不動産関係の書類、年金関係、現在のかかりつけ医の情報など、関連する資料を1つのファイルにまとめておくと、その場で話が早く進みます。
まとめ|「ひとりで抱え込まない」が、終活の最大のコツ
終活は、ひとりで全部解決しなくていいテーマです。
葬儀、相続、税金、医療・介護、整理、お金。それぞれに頼れる専門家がいて、その多くが無料の入口を用意してくれています。「ひとりで抱え込まない」こと自体が、終活を続けていくいちばんの味方です。
そして、相談先を選ぶ前にぜひ書いてみてほしいのが、「やりたいことリスト」。これからやりたいことが見えれば、誰に何を相談すればいいかも、自然と見えてきます。
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書き手のことを、もう少し知っていただけたら嬉しいです。
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