「終活を始めたいけれど、一人では何から手をつけていいか分からない」。おひとりさまだと、気軽に相談できる相手が身近にいないぶん、つい後回しになりがちです。そんな時は、終活イベントに参加してみる のが、おすすめの一歩です。
本やネットで読むのも大事ですが、実際に専門家の話を聞き、同じテーマで悩む方々と会場で時間を共にする経験は、また違った気づきをもたらしてくれます。
このページでは、終活イベントの種類、参加するメリット、探し方を、私の現場感覚でお伝えします。
終活イベントに参加する3つの良さ
① 情報が一気に整理される
1回の終活イベントで、葬儀、お墓、相続、医療、保険など、複数のテーマをまとめて知れます。
「全体像をつかみたい」という最初の段階で、本を10冊読むより効率的です。
② 専門家に直接質問できる
士業、葬儀社、終活カウンセラーなど、その場でプロに質問できるのが、イベントならではの強み。
「自分の場合はどうしたら?」という個別の悩みを、その場で聞けます。
③ 同じ立場の方の存在を感じられる
「終活を始めたいと思っているのは、自分だけじゃないんだ」と分かるのは、思っているより大きな安心です。
同年代の方、おひとりさまの方、闘病経験のある方など、会場で出会う方々がそれぞれの言葉を持っています。
終活イベントの主な5タイプ
① 自治体や公民館の終活セミナー
お住まいの自治体や、地域包括支援センター、社会福祉協議会が主催するイベント。
地域の制度情報や、見守りサービス、福祉サービスの紹介が中心です。無料、もしくは少額で参加できることが多く、最初の一歩として親しみやすいタイプです。
② 葬儀社・互助会の終活セミナー
葬儀社や冠婚葬祭の互助会が主催するイベント。
葬儀のスタイル、お墓の選び方、生前契約など、葬儀まわりのテーマが詳しく取り上げられます。
③ 士業・専門家のセミナー
司法書士、行政書士、税理士、ファイナンシャルプランナーなどが講師を務めるセミナー。
相続、遺言、税金、資産形成といった法務・お金まわりのテーマを、専門家から直接学べます。
④ 終活協議会・終活カウンセラー協会のイベント
業界団体が主催するセミナー、認定資格の説明会など。
「終活を体系的に学びたい」「終活を仕事にしたい」という方に向けた内容が中心です。
⑤ 終活エキスポ・終活フェア
葬儀、お墓、保険、整理業、医療・介護など、さまざまな事業者が集まる大型のイベント。
一日で、いろいろな業界の情報をまとめて手にすることができます。生前契約や見積もりの相談も、まとめて進められます。
終活イベントの探し方
① お住まいの自治体のホームページ
「お住まいの市町村名 + 終活セミナー」で検索すると、自治体主催のイベント情報が見つかります。
地域包括支援センターや市報、自治体の広報誌にも掲載されているので、定期的にチェックしてみてください。
② 終活協議会・業界団体のサイト
終活協議会など、業界団体のサイトでは、全国の認定セミナーや、団体主催のイベント情報が定期的に告知されています。
③ お近くの葬儀社・士業事務所のサイト
お近くの葬儀社、互助会、士業事務所のサイトに、セミナー情報が掲載されていることがあります。
終活イベントに参加するときの3つのコツ
① 「気になるテーマ」を1つだけ持っていく
全部を一気に学ぼうとすると、情報が多すぎて整理できません。
「今日はお墓のことだけ集中して聞く」「相続の話を聞く」など、軸を1つに絞ると、参加後にちゃんと整理が進みます。
② メモを取る、または資料を持ち帰る
イベント中のメモ、配布資料は、後でエンディングノートを書くときに役立ちます。
「今日、印象に残ったひと言」をメモしておくのもおすすめです。
③ その場で契約しない
葬儀社や保険会社のセミナーでは、その場で生前契約や見積もりを勧められることがあります。
話を聞くこと自体は問題ありませんが、契約や金額の決定は、必ず一度家に帰って、冷静になってから判断しましょう。
まとめ|イベントは、終活の「最初の一歩」の強い味方
終活イベントは、情報を一気に整理し、専門家に直接質問でき、同じ立場の方と出会える、終活の 最初の一歩の強い味方 です。
自治体、葬儀社、士業、終活協議会、終活エキスポ。それぞれのタイプから、いま気になっているテーマに合うものを選んで、ぜひ気軽に参加してみてください。
そして、参加する前にひとつ書いておきたいのが、「やりたいことリスト」。ご自身の興味の輪郭がはっきりすると、イベントから持ち帰れるものも大きく変わります。
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書き手のことを、もう少し知っていただけたら嬉しいです。
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