かわいいエンディングノート|書き続けたくなる1冊の選び方と自作・アプリの3方法

「エンディングノートって、もう少しかわいいデザインだったら、書きたくなるのに」
コンビニや書店で手に取っても、いかにも事務的な雰囲気で、気持ちが乗らないまま棚に戻す。そんな声を、現場でよくいただきます。

終活協議会の活動を通じて私が感じているのは、デザインの好き嫌いは、エンディングノートを書き続けられるかどうかに、思っているよりずっと影響するということです。

かわいい・好きだと思える1冊なら、机に置いてあるだけでうれしくなり、開く回数も自然と増えます。逆に、いかにも「死後の準備書類」という雰囲気のノートだと、買ったきり閉じたまま、ということが多いのも事実です。

このページでは、「書き続けたくなる、かわいいエンディングノート」 の選び方と、自作・アプリも含めた3つの方法を、私の現場感覚でご紹介します。

かわいいエンディングノートを手にする、3つの方法

① 市販のエンディングノートを選ぶ

もっとも手軽なのが、市販のかわいいエンディングノートを選ぶ方法です。

最近は、花柄、パステルカラー、シンプル・北欧風、和柄、上質な布張りなど、デザイン性の高いノートが増えています。書店、文具店、ネット通販で実物の写真を見ながら選べます。

② 普通のかわいいノートをエンディングノートにする

もうひとつの選択肢は、お気に入りのデザインの普通のノートを1冊用意して、自分でエンディングノート化する方法です。

文房具屋さんで「これだ」と思える1冊を選んで、自分で項目を立てていく。市販のフォーマットに縛られないので、いちばん人柄が出る作り方です。

③ アプリを使う

スマホやタブレットで使えるエンディングノートのアプリも、デザイン性の高いものが増えています。

紙のノートが苦手な方、いつも持ち歩きたい方には選択肢のひとつです。ただし、ご家族がアクセスできる形で残しておく工夫が別途必要です。

かわいいエンディングノートを選ぶ、4つのポイント

ポイント① 「書き続けたくなる」かどうか

いちばん大切なのは、見ているだけで気分が上がるかどうかです。

「立派なノート」より「気軽に開ける軽さがある1冊」のほうが、最初の一歩としてはおすすめ。書く前の気持ちのハードルが下がるノートを選んでください。

ポイント② 中身のレイアウト

表紙だけでなく、開いた中身のレイアウトも確認してください。

余白の取り方、フォントの読みやすさ、項目の並び順。書きながら「ここに自分の言葉を置きたい」と思える余白があるかどうかが、続けるためのカギです。

ポイント③ 重さと大きさ

かわいいノートは、布張りやハードカバーで重くなりがちです。

日常的に手にとる位置に置いておくなら、軽さも大切なポイントです。逆に「特別な1冊」として大切に保管するなら、重厚なノートが似合います。ご自身の使い方に合わせて選んでみてください。

ポイント④ 「自分」と「家族」、どちらの目線で選ぶか

「自分が書きやすい・楽しいデザイン」を優先するか、「ご家族が開いたときに親しみやすいデザイン」を優先するか。

エンディングノートは、書き手と読み手の両方がいるノートです。両方の気持ちを少しずつ汲んだ1冊を選ぶと、ノートの役割がより豊かになります。

オリジナルのエンディングノートを自作する、3ステップ

ステップ① お気に入りのノートを1冊用意する

文房具屋さん、雑貨店、ネット通販で、「これだ」と思えるノートを1冊選びます。

表紙のデザイン、紙の質感、ペンを置いたときの書き心地。実物を手に取れる場所で選ぶのがおすすめです。

ステップ② 巻頭に「やりたいことリスト」を1ページ書く

まずは項目を埋めはじめる前に、巻頭または巻末の空白ページに 「やりたいことリスト」 を1ページ書いてみてください。

「もし人生があと1年だったら何をしたい?」「ずっと気になっていたけれど、まだ手をつけていないことは?」こうした問いに答えるページから始めると、ノート全体の手触りが、事務作業から「これからのデザイン」へと大きく変わります。

ステップ③ 項目を自分流に立てていく

葬儀、お墓、相続、医療、連絡先、メッセージ、ペット、サブスク、デジタル情報、自分史。一般的なエンディングノートの項目を参考にしながら、ご自身に必要な項目だけを立てていきましょう。

「ペット」「マイル・ポイント」「趣味の記録」など、ご自身ならではの項目を足していくのが、自作ならではの楽しみ方です。

アプリを使うときに気をつけたい2つのこと

① 家族がアクセスできる仕組みを別途用意する

アプリは、本人がログインしている間しか中身が見られないものがほとんどです。

ご家族にどう引き継ぐかを、最初に決めておくことが大切。アプリの認証方法、引き継ぎ用のメモを別に残しておく、信頼できる人にひと言伝えておく、といった工夫が必要です。

② サービスの継続性も考えておく

アプリやクラウドサービスは、運営会社の判断でサービス終了することがあります。

長く使うアプリを選ぶときは、運営会社の信頼性と、データのエクスポート(書き出し)機能の有無を確認しておきましょう。

まとめ|「書き続けたくなるノート」を選ぶことが、いちばんの近道

エンディングノートを長く続けるいちばんのコツは、ご自身が 「書き続けたくなる1冊」 を選ぶことです。

市販のかわいいノート、お気に入りの普通のノートを自作、アプリ。3つの方法から、ご自身の暮らしのリズムに合うかたちを選んでみてください。

そして、書き始める前に必ず1ページ書いてほしいのが、「やりたいことリスト」です。やりたいことが見えてくると、その後のすべてのページが、自分らしい言葉で書ける1冊になります。

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書き手のことを、もう少し知っていただけたら嬉しいです。
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