終活アプリって何?活用するメリットとおすすめの人気終活アプリ7選

終活

「そろそろ終活を始めたいな….。終活アプリって聞いたことがあるけれど、一体どんなことができるんだろう?」

 「終活って何から手を付けていいのかわからない!終活アプリを利用すると、少しでも楽に整理できるのだろうか?」

 

今あなたは終活を始めるにあたって、終活アプリに興味をお持ちではないでしょうか?

終活にはさまざまな用意が必要ですが、そのなかでも現在リリースされている終活アプリがカバーできることは、以下の通りです。

一般的な終活の内容 詳細 終活アプリで代用できるか
葬儀の準備 葬儀社・葬儀プランの決定、遺影の撮影など ×
お墓の準備 霊園を決めてお墓購入、墓石デザインの決定など ×
遺言の準備 遺言書を書く ×
身辺の生前整理 財産や持ち物などを処分する ×
資産相続の用意 遺産相続人を決めて準備 △(資産相続の詳細を管理できるアプリあり)
エンディングノートの記録 周囲の人へ伝えたいあらゆる内容を記録する

上記をご覧いただくとわかるように、終活アプリの強みは、資産相続についてのメモエンディングノートなどのこまめな記録を手助けしてくれる点にあります。

こうした終活アプリを上手に活用することで、これまでまとまりきらなかった頭の中の情報を可視化し、すっきり整理するのに大変役立ちます。しかも終活アプリには、文字入力だけでなく、音声や映像、写真なども保存できるものもあるので、これから終活を始める方には、ぜひおすすめしたいツールです。

そこで本記事では、終活アプリの利用を検討している方に向けて、以下のポイントに絞って解説していきます。

  • 終活アプリの種類と特徴
  • 終活アプリを利用する際のメリット・デメリット
  • 終活アプリの利用に向いている人・向いていない人

 

こちらをお読みいただければ、ご自分がどのように終活アプリを活用していけるのか理解することができます。

また、上記を読んで終活アプリを利用してみたいと思った方のために、おすすめの無料終活アプリ7つをご紹介します。各アプリの機能や特徴を一覧表にもまとめていますので、ご自分にとってどのアプリが最適なのか参考にしていただけます。

ぜひ本記事で、あなたに合った終活アプリを見つけてみましょう!

 

1.終活アプリって何?終活アプリは3種類に分かれる

現在サービスを提供をしている終活アプリには、主に3つのタイプがあります。

  • エンディングノートが作成できるアプリ
  • 自分史が作成できるアプリ
  • 資産や遺書に特化したアプリ

ご自分がどのような内容を残したいのかによって、使用できるアプリは変わってきます。
それぞれのアプリではいったいどのようなことができるのか、くわしくご紹介していきましょう。

1-1.エンディングノートが作成できるアプリ

「エンディングノート」とは、葬儀の希望や連絡してほしい人の情報、これまでの出来事の記録や大切な方へのメッセージなど、重要な情報を書き記したものです。自分の身に万が一のことが起こった場合、このノートがあれば、周りの人が戸惑うことなくスムーズにその後の作業を進めていくことができるでしょう。

エンディングノートの記入方法としては、紙のノートとアプリへの記入の2通りがあります。

紙のノートとアプリとでは一体どのような差が生じるのか、下記を確認してみましょう。

 

【エンディングノートの記入方法の比較】

紙への記入 アプリへの記入
費用 500~4700円 無料。一部有料もあり。
特徴 ゆっくり考えて書くことができる 出先で書きたいときすぐに書き込める
家族に残しやすく、不測の事態が起こった時でも見つけてもらいやすい 家族にアプリの存在とパスワードを知らせる必要あり。アプリによっては予め決めておいた人に情報を公開してくれるサービスもあり
長期間手元に残る アプリ提供会社の事情によりアプリの利用が終了になる場合もある
文字や写真などで記録を残す 文字、写真、動画、音声など記録手段は多い(アプリによって異なる)

上記の図からおわかりのように、紙のノートもアプリも一長一短ありますが、次のような方には終活アプリの活用をおすすめします。

  • 文字、音声、写真、動画などの活用でより正確な記録を残したい方
  • いつでもどこでも、すぐに思いついたことを入力したい方

 どちらの方法がご自分に適しているのか、この機会にじっくり見極めてみましょう。

1-2.自分史が作成できるアプリ

これまでの人生を振り返るものとして、エンディングノートではなく年表を作成するという方法もあります。自分だけでなく家族も含めた年表を作ることで、時系列が明確になり、これまで忘れていた大切な思い出がよみがえることも。

自分史が作成できるアプリは、いくつか出ていますが、基本的には生年月日を入力すると年齢が自動計算され、いくつのときにどんなことがあったかを手軽に入力していけるものになっています。

横や縦にスクロールすることで(アプリによって異なる)、一場面でしか見えなかった自分の足取りが、5年前、10年前など一連の流れとして見ることができる点が魅力です。

1-3.「資産」や「遺書」に特化したアプリ

終活アプリには、資産や遺書に着目したものもあります。

たとえば、ご自分の資産情報とその資産を引き継いでもらいたい人の情報を同時に保管できるアプリがあったり、エンディングノートほど書く内容は多くなくても、自分の気持ちを、伝えたい人向けに残せるシンプルなアプリなどがあります。

1つの項目に集中することで、無駄なく必要な情報だけをふさわしい人に残すことができます。

2.終活アプリを利用するメリット・デメリット

前章で終活アプリのそれぞれの種類を知り、さっそく利用してみたいと思われた方もいるかもしれません。しかしその前に、アプリの利用にはメリットだけでなく、デメリットもあるということを知っておく必要があります。

終活アプリを利用する際のメリット・デメリットを以下にまとめましたので、一緒に確認してみましょう。

メリット デメリット
①思いついたときに記録し修正も手軽にできる②写真や動画で鮮明な記録が残る
③情報を手軽に整理できる
①サービスが突然終了することもある
②フォーマットが決められているため自由に記入できない
③法的拘束力はない

上記のようなアプリのメリット・デメリットを認識しておくことで、より安全な利用ができるようになります。それでは、さらに詳しい内容をご紹介していきましょう。

 

2-1.終活アプリ活用のメリット3つ

終活アプリの活用には、以下のようなメリットがあります。

2-1-1.思いついたときに記録し手軽に修正できる

アプリ利用での最大メリットは、いつでもどこでも記録したいときに、手元のスマートフォンでサッと入力できる点です。

もし終活に関する事柄を手書きのノートで綴っていたとしたら、どうなるでしょう?

ふとした拍子に思い出した大切な事柄を、忘れないうちにノートに記入しておきたくても、ノートを手元に持ってきて、筆記用具を持ってきて、該当箇所を開いて….とまごまごしているうちに忘れてしまうかもしれません。

 

その点、いつも持ち歩いているスマートフォンであれば、外出先でふと見たくなった時や、ちょっとした生活の合間などに、細かく記入することが可能です。

 

また、アプリなら内容の修正も手軽にできます。

紙のノートの場合だと、書いてある文字を消して再度書き直す必要が生じますが、アプリの場合はそのような面倒な手間は一切ありません。

残したい内容に書き直し、上書き保存をすればきれいに記録を残していけので、とても簡単です。

2-1-2.写真や動画で鮮明な記録が残る

アプリでの記録は文字に加え、写真や動画も保存することができます。

そのため文字だけの情報に比べ、目や耳から入ってきた情報により記録がより正確性を帯び、頭に鮮明に残りやすくなります。そもそも終活アプリとは、周りの大切な人や自分向けに、重要な情報や記録を残すことを目的とします。そう考えると、文字以外の複数の手段を用いて間違えのない情報を残すことは、アプリならではのメリットだと言えるでしょう。

2-1-3.情報を手軽に整理できる

終活アプリを使用する際のさらなるメリットは、大切な事柄を整理しながら記録できる点です。

ご存知のように、終活アプリに記録する内容は多種多様です。

エンディングノート的な記録であれば、ご自身のプロフィールから始まり、病院、ペット、葬儀、お墓の情報などが必要であり、一方資産や遺書関連の内容であれば、証券や預貯金、不動産や銀行口座の内容、そして大事な人それぞれに残す個別のメッセージなど、周りに伝えるべきことはとても多いものです。

自分一人で手を付けようとしても、苦労することは目に見えています。

その点アプリを利用すれば、あらかじめ決められた項目のなかに記入していくだけなので、とても簡単です。手軽に長く続けられる秘訣が詰まっています。

2-2.終活アプリ活用のデメリット3つ

逆に、終活アプリを活用すると、以下のようなデメリットもあることを、頭に入れておきましょう。

2-2-1.サービスが突然終了することもある

終活アプリは、次々と新しいものがリリースされますが、運営会社のさまざまな事情により、突然サービスの提供が終了してしまう場合もよく見かけます。いざそのような事態に直面した時にあわてなくても済むよう、アプリでの記録のほかに、もうひとつ別の手段で終活の内容を記録することをおすすめします。

あくまでもアプリでの入力は、ふと思いついたときに書き込めるツール程度と認識しましょう。

そして、時間ができたときにでも手書きノートやパソコン上でのテンプレートやソフトを使用して、同じ内容を書き留めておくようにしておきます。

2-2-2.フォーマットが決められているため自由に記入できない

100%自由記入の手書きのエンディングノートに比べ、アプリの場合は、ある程度枠組みが決まっているため、完全な自由記入ができません。しかし逆に言えば、それだけ情報が整理されてまとまっているということです。

2-2-3.法的拘束力はない

アプリで記入した内容には、「遺言状」のような法的拘束力はありません。

あくまでも、ご家族に伝えたい事柄を記録するという役割を果たすだけですので、ご注意ください。

注意!

エンディングノートは、紙やアプリでの記入にかかわらず、法的効力を持ちません。
あくまでも、記録者の意志を周りに伝えるものとなります。
法的効力を持たせるためには、法律の規定に則った「遺言書」を用意する必要があります。

 

3.終活アプリに向いている人・向いていない人

終活アプリのメリット・デメリットについてご紹介しましたが、残念ながら終活アプリは、すべてのユーザーにとって便利なツールというわけではありません。終活アプリの利用には、以下のように向いている人・向いていない人がいます。

アプリ利用が向いている人 アプリ利用が向いていない人
思いついたときすぐに書きたい ゆっくり考えながら書きたい
スマートフォンでの入力が苦にならない キーボード入力や手書きの方が楽に感じる

終活アプリを利用する際は、このような点も理解した上でアプリを活用するようにしたいものです。

くわしく解説しましょう。

3-1.アプリの利用が向いている人

終活アプリ利用に向いている人は、次の2種類です。

3-1-1.思いついたときすぐに書きたい

外出先や自宅内で過ごしているとき、残しておきたい事柄がふと思いつく方も多いことでしょう。そんなとき、「すぐに書き留めないと忘れてしまう!!」という方は、アプリの利用がおすすめです。

手元のスマートフォンをすみやかに開いて、ささっと忘れないうちに入力できます。

 

3-1-2 .スマートフォンでの入力が苦にならない

アプリでまめに記録していくには、文字入力を苦と感じないかどうかがネックとなります。

打つのが早くてもゆっくりでも構いません。

たとえ長い文章であっても、それをひとつずつ入力することにストレスを感じない方は、アプリに向いているといえるでしょう。

3-2.アプリの利用が向いていない人

次に、終活アプリの利用が向いていない人をご紹介しましょう。

3-2-1.ゆっくり考えながら書きたい

アプリにこだわらず、ゆっくりと時間をかけて自分の考えたことを書いていきたい方は、アプリよりも手書きのエンディングノートや、パソコン上のソフトなどを利用するのも手です。

アプリでは、入力できる文字数も限られているため、簡単な言葉を綴っていくには便利ですが、もう少し長文でゆっくり書きたい方は、アプリ利用は向いていません。

3-2-2.キーボード入力や手書きを好む人

アプリでは文字の入力作業が必須です。

スマートフォンの画面で細かい文字を打つよりも、キーボードや手書きで着実に記録していくのが安心な方は、アプリ以外の方法を検討した方がよいかもしれません。

4.無料の終活アプリおすすめ7選

終活アプリのメリット・デメリット、そしてアプリ活用に向いている人・向いていない人などについてご説明してきましたが、終活アプリについて大体のイメージがつかめてきたのではないでしょうか?

さっそくご自分でも使ってみたいと思われた方のために、最後は終活に役立つ無料アプリを7つご紹介しましょう。

以下に、厳選したアプリの一覧をまとめました。手始めにどの携帯機種で使用できるのか確認し、各アプリの特徴を比較検討してみましょう。


【役立つ終活アプリ一覧】

アプリ名 種類 特徴
100年ノート エンディングノート系 画面が大きくて見やすい、頭脳トレーニングクイズあり、写真文字音声の3方法で記録可、死後限定で情報開示が可能(開示料3万円<税別>)
エターナルメッセージ 各設問に答えるだけで簡単入力、写真文字動画(最大2本まで)の3方法で記録可、死後家族に情報開示
エンディングノート:デジタル遺品整理 – 家族へ終活の記録 遺された家族へ伝えたいことを簡潔にまとめ、各項目をわかりやすくアイコン表示。
使用者の死後、アプリ内の記録は家族のもとへ開示される
家族史年表+未来設計

 

自分史作成系 家族の誕生年月を登録すれば、年齢を自動計算してくれる。
子供の学年も年少から中3まで自動計算。
横スクロールで過去の出来事や未来の予定を確認できる。
登録ログイン不要で面倒無し
Chroniclize自分史年表: 人生の節目を記録する。 シンプルな画面にシンプルな入力が魅力。入力した年月日をもとに年齢を自動計算してくれる。
「出来事」と「メモ」の項目に分けて詳細を入力できる。
写真の登録も可能で、自分史の編集・削除が手軽に入力できる
そなサポ

 

資産・遺言などに特化したもの 大切な資産や継承者を登録できる

。資産を受け継ぐ人に動画でメッセージを残せたり離れて暮らす子供たち(資産の継承者)に利用者の健康を自動通知するサービスあり

Willー遺書ー

 

各人へのメッセージ文を入力し保存する。内容のシェアもできる。画面自体は非常にシンプルでわかりやすい

 

4-1.「100年ノート」

画面の見やすさ    :★★★★★
操作の分かりやすさ  :★★★★★
目の疲れにくさ    :★★★★★
機能が充実しているか :★★★★★
使い続けたくなるか  :★★★★★

★の数が多いほど各項目の評価が高いことを示しています。

エンディングノート専用のアプリとして、多くの人気を集めています。

記録の保管や作成は無料ですが、ご本人の死後、遺族の方々への情報開示の際、開示料30,000円(税別)がかかります。大きな文字とアイコンで、シニア世代の方でも見やすい画面です。

〈対応機種〉

Android、iPhone

 

〈特徴〉

・文字が大きく画面が見やすい
・記録方法は、写真・文字・音声録音の3通り。音声は1件当たり3分
・記録した情報は、閲覧権限を設定した人に伝えることができる

〈入力できる内容〉
・プロフィールや自分史
・身近な人の連絡先
・大切な人に伝えたいこと
・ペットについて連絡したいこと
・預金に関すること
・財産のこと
・主治医や薬など病院に関すること
・介護が必要になった時にお願いしたいこと
・葬儀のこと
・遺言や顧問弁護士に関すること
・保険や私的年金に関すること

〈費用〉
無料。
ただし、本人の死後家族に情報開示をする際は、開示料30,000円(税別)がかかる。

 〈公式サイト〉
https://100note.jp/site/pc/

 〈ダウンロードはこちらから〉


Androidをご利用の場合


iPhoneをご利用の場合

 

4-2.「エターナルメッセージ」

画面の見やすさ    :★★★★☆
操作の分かりやすさ  :★★★☆☆
目の疲れにくさ    :★★★★☆
機能が充実しているか :★★★☆☆
使い続けたくなるか  :★★★★☆

 こちらも手軽に始められるエンディングノートのアプリとして、人気を集めています。

こちらのアプリの特徴は、葬儀のときを想定して宗教・宗派、葬儀費用、エンバーミングの有無、棺の中に入れてほしいものなど、特定の内容を細かく記載できることです。

古いアルバムを思い出させるような、品の良い落ち着いたデザインが特徴で、文字での記録の他にも、動画や写真などにも対応しています。

〈対応機種〉
Android、iPhone

〈特徴〉
・記録方法は、文字・動画(最大2本まで)・写真の3通り。
・本人の記録は、家族が運営会社に連絡すると無料で閲覧可能になる。
・エンディングノートへの記録へは、質問項目に回答していく形式。

〈入力できる内容〉
・宗教や宗派について
・連絡してほしい人
・葬儀費用について
・納棺時の衣装について
・棺の中に入れてほしいもの
・好きな曲について
・遺影について

〈費用〉
無料

〈公式サイト〉
http://www.eternalmessage.jp/

 〈ダウンロードはこちらから〉


Androidをご利用の場合


iPhoneをご利用の場合

4-3.「エンディングノート:デジタル遺品整理 – 家族へ終活の記録」


出典:App Sotre

画面の見やすさ    :★★★★★
操作の分かりやすさ  :★★★★☆
目の疲れにくさ    :★★★★★
機能が充実しているか :★★★☆☆
使い続けたくなるか  :★★★★☆

iPhoneおよびiPadで使用できるエンディングノートアプリです。

遺された家族へ伝えたいことを簡潔にまとめ、各項目をわかりやすくアイコン表示しています。

機密保持のため通信機能を持たないので、使用中は外部に情報が送られることはありません。安心して利用できます。

〈対応機種〉
iPhone、iPad

〈特徴〉
・利用者の死後、設定された人が質問に回答することで本人のアプリを開き内容を閲覧できる。
・通信機能を持たないため、入力したデータはアプリ内にそのまま保存で安心。

〈費用〉
無料(データの追加不可・広告が表示される)
有料版もあり(データの追加可・広告表示なし)

〈入力できる内容〉
・ご自身のプロフィールやこれまでの人生記録
・ペットについて
・まわりの人について
・健康記録
・資産と負債 など

〈公式サイト〉
https://www.interbars.co.jp/endingnote/

〈ダウンロードはこちらから〉


iPhoneをご利用の場合

4-4.「家族史年表+未来設計」


出典:App Store

画面の見やすさ    :★★★★★
操作の分かりやすさ  :★★★★★
目の疲れにくさ    :★★★★★
機能が充実しているか :★★★★★
使い続けたくなるか  :★★★★★

 子育て中のアプリ開発者が、自分や家族の出来事を記入することで、将来の設計に役立てようと作ったアプリ。「人生を横スクロールで眺めると?」というキャッチコピーが、とても印象的です。

その言葉通り、5年前や5年後などの年表を、横にスクロールすることでいっぺんに見ることが可能。

オレンジや緑のあたたかい色使いは、見るだけでワクワクしてきます。

家族の誕生年月を入力すれば、それぞれの年齢を自動計算し、年少から中3までの学年計算も自動的にしてくれます。近い将来もちょっと遠い将来も、手軽に予定や見通しを立てることができます。

〈対応機種〉
iPhone

〈特徴〉
・子供の年齢を記入すれば、年少から中3まで学年を自動入力。
・横スクロールすることで、過去の出来事や未来の予定を確認できるシンプルな使用感。
・登録ログイン不要。

〈費用〉
無料

〈入力できる内容〉
・家族の誕生年月
・それぞれの行事や用事

〈公式サイト〉
https://megumikan.work/works/fam-chronology/

 〈ダウンロードはこちらから〉


iPhoneをご利用の場合

4-5.「Chroniclize自分史年表:人生の節目を記録する。」


出典:Google Play

画面の見やすさ    :★★★★★
操作の分かりやすさ  :★★★★☆
目の疲れにくさ    :★★★★★
機能が充実しているか :★★★☆☆
使い続けたくなるか  :★★★☆☆

 写真と文字入力で、自分史を作成するアプリです。
生年月日を入れると、年齢が自動計算されます。

メインとなる入力項目は、主に「出来事」と「メモ」の2か所。
たとえば「出来事」には、結婚式、運動会、誕生日、七五三など、その時々の行事を簡潔に記入します。

その下に続く「メモ」 には、くわしい内容を書き込めるようになっています。

その時の行事の内容や感想など、あとから見返すと当時の気持ちが思い起こされるような内容を記入するとよいでしょう。

上品な紫色の入力画面に向き合うたびに、落ち着いた気分で自分に向き合える気になれます。

 

〈対応機種〉
Android、iPhone

〈特徴〉
・入力した年月日をもとに年齢を自動計算してくれる
・「出来事」と「メモ」の項目に入力
・写真の登録も可
・自分史の編集・削除が手軽に入力できる

〈費用〉
無料(広告表示あり)
有料版もあり(「広告除去オプション」の購入で広告表示なし)

〈入力できる内容〉
・ご自身のプロフィール
・写真の登録
・年表に合わせたイベントや行事

〈ダウンロードはこちらから〉


Androidをご利用の場合


iPhoneをご利用の場合

4-6.「そなサポ」


出典:Google Play

画面の見やすさ    :★★★★★
操作の分かりやすさ  :★★★★★
目の疲れにくさ    :★★★★★
機能が充実しているか :★★★★★
使い続けたくなるか  :★★★★★

そなサポは、大切な資産や継承者を登録できる終活アプリです。

あなたの資産情報をくわしく入力し、その資産を受け継ぐ人を入力しておくことで、万が一の時にでもスムーズな相続や手続きにそなえることができます。

あなたにもしものことが起きた場合、登録した情報はそなサポから継承者宛に開示されるので、安心です。

〈対応機種〉
Android、iPhone

〈特徴〉
・資産を受け継ぐ人に動画でメッセージを残せる
・離れて暮らす子供たち(資産の継承者)にあなたの健康を自動通知するサービスあり
・定期的に利用者への健康状態の確認通知が届き、3週間連絡が取れなかった場合は、登録した継承者へ連絡してくれる

〈費用〉
無料

〈入力できる内容と使用できるサービス〉
・資産を登録する
・画像を登録する
・継承者を登録する
・動画でメッセージが残せる
・利用者の健康を自動通知できる

〈公式サイト〉
https://sonasapo.com/ 

〈ダウンロードはこちらから〉


Androidをご利用の場合


iPhoneをご利用の場合

4-7.「Willー遺書ー」


出典:App Store

画面の見やすさ    :★★★★☆
操作の分かりやすさ  :★★★★★
目の疲れにくさ    :★★★★☆
機能が充実しているか :★★★★★
使い続けたくなるか  :★★★★☆

 普段からお世話になっている人、気にかけている人など、自分にとって大切な人に「遺書」を残せるサービス。各人へのメッセージ文を入力し保存できます。メッセージを画像化して内容のシェアも可能。画面自体は非常にシンプルでわかりやすく、落ち着いた画面デザインも人気があります。

画面やメッセージにロック機能がついているので、人に見られる心配もなく安心です。

〈対応機種〉
iPhone

〈特徴〉
・「遺書」として大切な人へメッセージを残せる
・そのメッセージを画像化して保存できる
・書いたメッセージはシェアできる

〈費用〉
無料(広告が表示される)
有料版もあり(広告表示なし)

〈利用できるサービス内容〉
伝えたい人にメッセージを作成
・メッセージを画像化して端末に保存できる
・メッセージを画像化してシェアできる

〈ダウンロードはこちらから〉


iPhoneをご利用の場合

5.アプリ利用やエンディングノートの書き方に迷ったらプロに相談

おすすめの終活アプリを7つご紹介しましたが、やはりアプリがあるとはいえ、1人で終活を進めるのに不安を感じる方も多いかもしれません。

そんなときは、お気軽に弊社までご相談ください。
プロの的確な指示を仰ぐことで、無駄や余計な心配もなく、円滑に終活を進めることができます。

現在弊社では、終活でのお困りごとを解決するサイト終活の相談窓口」を運営しています。

こちらから随時、終活の相談を無料で受け付けていますので、どうぞご活用ください。

終活アプリだけでなく、終活全般についてさらに知りたい方は下記の記事もチェック!
【終活 いつから】

6.まとめ

以上、終活アプリについてご紹介してきましたが、一言で終活といっても異なる目的のもと、さまざまな機能を持つアプリがあることがおわかりいただけたかと思います。

ここで改めて、今回お伝えしたことをおさらいしてみると、

・終活アプリには、「エンディングノート」「自分の人生を振り返るもの」「資産・遺書など一部の内容に特化したもの」の3つがある

となります。この3種類の終活アプリごとに、それぞれおすすめしたいアプリを厳選し、以下のような表にまとめました。

アプリ名 種類 特徴
100年ノート  

 

 

 

エンディングノート系

画面が大きくて見やすい、頭脳トレーニングクイズあり、写真文字音声の3方法で記録可、死後限定で情報開示できる(開示料3万円<税別>)
エターナルメッセージ 各設問に答えるだけで簡単入力、写真文字動画(最大2本まで)の3方法で記録可、死後家族に情報開示
エンディングノート:デジタル遺品整理 – 家族へ終活の記録 遺された家族へ伝えたいことを簡潔にまとめ、各項目をわかりやすくアイコン表示。
使用者の死後、アプリ内の記録は家族のもとへ開示される
家族史年表+未来設計

 

 

 

 

 

自分史作成系

家族の誕生年月を登録すれば、年齢を自動計算してくれる。
子供の学年も年少から中3まで自動計算。
横スクロールで過去の出来事や未来の予定を確認できる。
登録ログイン不要で面倒無し
Chroniclize自分史年表: 人生の節目を記録する。 シンプルな画面にシンプルな入力が魅力。入力した年月日をもとに年齢を自動計算してくれる。
「出来事」と「メモ」の項目に分けて詳細を入力できる。
写真の登録も可能で、自分史の編集・削除が手軽に入力できる
そなサポ

 

資産・遺言などに特化したもの 大切な資産や継承者を登録できる。
資産を受け継ぐ人に動画でメッセージを残せたり離れて暮らす子供たち(資産の継承者)に利用者の健康を自動通知するサービスあり
Willー遺書ー

 

各人へのメッセージ文を入力し保存する。内容のシェアもできる。画面自体は非常にシンプルでわかりやすい

終活を始める際は、「エンディングノート」「自分の人生を振り返るもの」「資産・遺書など一部の内容に特化したもの」の3つのうち、どのようなことをしたいのかを決め、その目的に沿ったアプリを上記の図から選んでみてくださいね。

どのアプリも無料なので、ご自分に合わないと感じたら、気軽に別のアプリを試すこともできます。

大切なのは、あなたがストレスを感じることなく、楽しんでアプリを使い続けられるかどうかです。今回の記事が、あなたの終活をスムーズに進めるお手伝いになれたなら幸いです。