終活の資格5種類を比較|目的別に選ぶ、自分に合う学び方

「退職後に、終活を仕事のひとつにできたら」「人に頼る前に、自分自身できちんと理解しておきたい」。そう感じている方に、頼りになるのが 終活の民間資格 です。

終活のご相談を受けるなかで、たくさんの方の資格取得を見てきました。実感しているのは、「終活の資格は、学んだ知識が必ず誰かの役に立つ、温度のある資格」だということです。

このページでは、主な終活の民間資格を比較しながら、ご自身に合う資格の選び方を、私の現場感覚でお伝えします。

終活の資格を取る、3つの目的

① 自分や家族の終活を、しっかり進めたい

「ご自身や、ご家族の終活を、後悔のないものにしたい」というのが、最初の動機になる方が多いです。学んだ知識が、そのままご自宅で活かせます。

② 仕事に活かしたい

葬儀社、保険、不動産、医療、介護、法務など、すでに終活と関わる仕事をしている方が、専門性を高めるために取得するパターンです。

③ セカンドキャリア・副業として

定年退職後や、子育てが一段落したタイミングで、終活を「人を支える仕事」として始めたい方も増えています。

私自身も書籍 『終活スペシャリストになろう』(幻冬舎、2021年)で、終活を仕事にしたい方向けの考え方をまとめています。

代表的な終活の民間資格、5タイプ

終活分野の主な民間資格を、運営団体と特徴で整理してご紹介します。具体的な詳細は、各団体の公式サイトでご確認ください。

① 終活ガイド

終活協議会が運営する資格。初級・上級などの段階があり、終活の基礎知識を体系的に学べます。

② 終活カウンセラー

終活カウンセラー協会が運営する資格。初級から上級まであり、終活相談の窓口になれる知識を学べます。

③ 終活ライフケアプランナー

終活全般に加えて、医療・介護・福祉的な視点を組み合わせて学べる資格。

④ 終活アドバイザー

終活全般を幅広く学べる通信講座型の資格。在宅で学習を進めやすいのが特徴です。

⑤ その他の専門資格

上記のほか、相続・遺言に特化した資格、葬祭ディレクター、デジタル終活アドバイザーなど、テーマ特化型の民間資格も多くあります。

終活の資格を選ぶ5つの視点

① 目的に合っているか

「自分の終活のため」なのか「仕事に活かしたい」のか「副業として始めたい」のか。

運営団体や講座内容は資格ごとに違うので、ご自身の目的に合うものを選びましょう。

② 学び方が合っているか

通信講座、通学、オンライン、テキスト学習。それぞれの資格で学び方が違います。

「在宅でじっくり」「対面で講師と」「短期間で集中」など、ご自身の生活リズムに合うスタイルを選んでください。

③ 費用感

受講料、教材費、受験料、更新料など、トータルでいくらかかるかをチェック。

民間資格は、数万円〜十数万円の幅があります。

④ 取得後のサポート

資格を取った後、団体のネットワーク、セミナーへの参加、活動の場の紹介など、フォロー体制があるか。

「取って終わり」ではなく、「取ってからつながる」資格を選ぶと、長く活かせます。

⑤ 認知度と継続性

運営団体の規模と歴史、資格の認知度、今後の継続性も確認しておきましょう。

資格を活かして「報酬」につなげるための3つのコツ

① まずは「自分のため」に資格を取る

いきなり「副業で稼ぐ」を目的にすると、学びがブレやすいです。

まずは、ご自身や家族の終活に役立つ知識として学ぶ。その先で、誰かの役に立てる場面が見つかってきます。

② 発信を続ける

ブログ、SNS、地域コミュニティでの発信を続けると、ご縁が生まれます。

「終活について書いている人」と知られるだけで、相談や講演の依頼が自然に届くようになります。

③ ひとつの資格に絞らず、組み合わせる

終活の現場で求められるのは、特定の資格よりも「総合的に相談に乗れる人」です。

終活の資格と、ファイナンシャルプランナー、宅建、社会福祉士など、他分野の知識を組み合わせると、活躍の幅が広がります。

まとめ|資格は「学んだ知識を誰かに渡す道具」

終活の資格は、合格証をもらうことが目的ではなく、学んだ知識を、ご自身と誰かのために使うための道具 です。

5つの資格それぞれに特徴があるので、ご自身の目的、学び方、費用、サポート体制を見比べて、いちばん合う1つを選んでみてください。

そして、資格取得を考える前に、ぜひ書いてみてほしいのが「やりたいことリスト」。「終活の知識を使って、これからどんな時間を過ごしたいか」が見えると、選ぶべき資格の輪郭がはっきりしてきます。

あわせて読みたい:終活カウンセラーとは終活ガイドとは終活アドバイザーとは

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